98%という世界最高の純度の漆喰
漆喰のなかでも、化学物質や添加剤、砂などを加えたものが多いなかで、イケダコーポレーションが輸入・販売代理を行う「スイス漆喰 カルクウォール」は混じりけのない「本漆喰」だ。スイスのアルプス山脈から豊富に採れる98%という世界最高のカルシウム純度の高品質石灰を原料としている。漆喰は純度が高いほど、漆喰独自の効能が出やすい。
自然素材による様々な効果
漆喰独自の効果は様々ある。例えば、多孔質による調湿作用と、強アルカリ性による殺菌作用のダブル効果でカビを防ぎ、健康な室内環境を実現する。また、合成樹脂を含まないため、空気中の埃などの汚れを引き寄せる静電気が発生しづらく、汚れがつきにくい。また、空気清浄機がいらないほどの防臭効果もある。加えて、遮熱性も高く、赤外線の反射率は一般的な遮熱塗料を上回る91%。汚れが付きにくく無機素材のため経年変化による退色がなく、持続量は数十年だという。
100年続く硬化性で、外壁にも
強度、耐久性も高い。スイス漆喰 カルクウォールを壁に塗ると、原料の石灰の水分が蒸発、大気中の二酸化酸素を吸収することで、再石灰化し硬化性が増す。漆喰から石灰石に還っていくプロセスは100年以上になるため、100年以上の耐久性があるという。さらに、ブナセルロース、麻、わら、海苔といった繊維を練り込んでクラックを防止。亜麻の種を絞った油を加えることで耐水性を高めているため、外壁にも使える。