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【キマド/木創研】もはや開口部は弱点ではない世界トップレベルの断熱性能を備えた木製窓「木製クワトロサッシ」

住宅の温熱環境を改善するうえで弱点となることが多い開口部。最近では高性能窓が相次いで市場に投入され、その弱点も克服されつつある。次々と発売される高性能窓の中でも、その性能の高さで一歩先を行くのが、キマドと中村勉総合計画事務所が共同開発した木製クワトロサッシだ。2枚の木製の障子それぞれにペアガラスを装着してガラスを4枚とした構造で、2枚の障子が連動して開閉する。熱貫流率は、高性能住宅の壁と同等の世界最高水準の0.51W/㎡・Kを誇る。まさに世界トップレベルの窓であり、もはや「窓が弱点」という常識さえ覆す商品である。また、遮炎、遮音、水密、気密、耐風圧などでも高い性能を備えている。外面を防腐構造対応でき、浴室に使える高耐久木材を使用した製品も揃える。外開き、突出し、内開き、内倒し、両開き、FIX の6種をラインアップ。2枚の障子が連動しないことで清掃性を高めた「クワトロコンビ」も用意、様々なニーズに対応する。

4枚のガラスと木材を採用
大きな窓で開放的なフリーアドレスの執務室
「OFF-GRID 木更津の家」。クワトロサッシだからこそ、H3.5m、W9.3mの大開口を実現できた

記者の目

住宅の断熱性能を向上する上で、最大の弱点となるのが窓だ。逆に言えば、窓の断熱性能が向上することで、日本の住宅の省エネ性能は飛躍的に改善されると言っても過言ではない。壁と同等の断熱性能を持つ木製クワトロサッシは、「もはや窓は熱的な弱点ではない」という言葉を形にした商品だ。断熱性能競争が激化する中で、開口面積をできるだけ少なくして、容易に断熱性能を高めようという動きも見られる。その結果、断熱性能の向上と反比例するように、住み心地が低下してしまうという懸念もある。木製クアトロサッシであれば、こうした問題も解決できる。さらに言うと、建材などの製造時のCO₂排出量を削減することが求められる中で、木製であるということが今後大きなメリットになる可能性もある。

DATA

商品

木製クワトロサッシ

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会社名

キマド株式会社/一般社団法人木創研

ホームページ

http://www.kimado.co.jp/ http://www.iceice.com/mokusouken/