
住宅の温熱環境を改善するうえで弱点となることが多い開口部。最近では高性能窓が相次いで市場に投入され、その弱点も克服されつつある。次々と発売される高性能窓の中でも、その性能の高さで一歩先を行くのが、キマドと中村勉総合計画事務所が共同開発した木製クワトロサッシだ。2枚の木製の障子それぞれにペアガラスを装着してガラスを4枚とした構造で、2枚の障子が連動して開閉する。熱貫流率は、高性能住宅の壁と同等の世界最高水準の0.51W/㎡・Kを誇る。まさに世界トップレベルの窓であり、もはや「窓が弱点」という常識さえ覆す商品である。また、遮炎、遮音、水密、気密、耐風圧などでも高い性能を備えている。外面を防腐構造対応でき、浴室に使える高耐久木材を使用した製品も揃える。外開き、突出し、内開き、内倒し、両開き、FIX の6種をラインアップ。2枚の障子が連動しないことで清掃性を高めた「クワトロコンビ」も用意、様々なニーズに対応する。