住まいの省エネ化が求められる中で、住宅内で最も熱の流出入が大きい箇所である窓の断熱性能の強化が今まで以上に重要になってきている。だが、これまでヨーロッパなどの窓に比べて日本の窓の断熱性能は、劣ると指摘されてきた。このため、日本の各窓メーカーは高断熱窓の開発を強化している。こうした状況の中で、ヨーロッパ水準の優れた断熱性能を備えた樹脂窓を日本に普及させるという独自の方針を打ち出しているのがチャネルオリジナルだ。
世界最高水準の断熱性能U値0.79W/㎡・kを実現
同社は、省エネ住宅先進国であるドイツ最大の窓サッシメーカー、UNILUX社が製造する樹脂窓「IsoPlus(イソプラス)」の輸入・販売を強化している。IsoPlusは、樹脂サッシとトリプルガラスを組み合わせた窓。高性能窓ガラスを搭載し、さらに独自のノウハウを用いてサッシの中空層を細分化することで、フレームの厚さが76mmというスリムな形状にも関わらず、U値0.79W/㎡・kという世界最高水準の断熱性能を付与した。同社では、IsoPlusの標準サイズの製品を国内で在庫することで、適正価格で高性能樹脂窓を提供できる体制を整備。ドレーキップ(内倒し、内開き窓)を中心に、ドレーキップドア、ヘーベシーべ、FIX窓などを揃えている。パッシブハウスなどの高性能住宅づくりに取り組む住宅事業者から高い支持を得ている。