フラットでシンプルなデザイン
近年、塗装技術や加工技術などの進化により、窯業系サイディングの意匠性は飛躍的に向上してきた。木目調や石積調、焼きもの調など、本物の素材の質感に限りなく近づけた意匠の窯業系サイディングが登場してきている。
一方、COOLは、こうした窯業系サイディングとは一線を画す“サイディングらしくないサイディング”だ。フラットでシンプルなデザインが大きな特長で、「ミライア」と「メモリア」という2つの異なる意匠性を持つ商品をラインナップしている。
鏡面仕上げとマット状仕上げの2種類
ミライアは、特殊な加工技術を用いることで、これまで窯業系サイディングでは不可能と言われてきたシルエットが映り込む「鏡面フルグロス仕上げ」を実現した。一方、メモリアはフラットな表面意匠とマットな質感が特長だ。
同社では商品開発にあたって「未来と創造への思いが、技術的に不可能とされてきたハードルを越える原動力となった」という。
両製品のサイズは、ともに16×455×1,820mm。1枚当たりの価格はミライアが1万8,360円(税込)。メモリアが価格7,020円(ホワイトおよびヴィヴィッド5色は7,560円(税込み))。
住宅のほか、店舗や施設などでの使用を想定。さらに外装だけではなく、内装にも採用することが可能だ。