焼き物特有の落ち着いた風合いが高級感の演出に寄与
粘土瓦メーカーとして約130年の実績を持つ鶴弥は、陶板壁材「スーパートライWall」を開発し、2015年10月から販売を開始した。タテ303mm×ヨコ1,810mmという大判サイズで、迫力のある意匠を実現。焼き物特有の落ち着いた風合いが、高級感の演出に寄与する。
高度な技術力を駆使し均一な製品を製造
陶板を大判化するほど割れや反りなどが生じやすくなり、均一な製品を製造することが難しくなる。原料の調合や、焼成の温度・時間管理など、高い技術力が求められるが、同社では、これまで培ってきた伝統的な粘土瓦焼成の生産技術を応用し、原材料メーカーやプラントメーカーなどと協働することで、スーパートライWallの製品化に成功
した。
瓦と同等の高い耐久性も実現
粘土を1,130度という高温でしっかりと焼き締めることで、瓦と同等の高い耐久性も実現。日差しや雨、風、雪から住まいを守る。また、変色や変質が起こりにくく、美しい外観を長期にわたり維持可能。塗り替えメンテナンスコストの抑制にも寄与する。変褪色20年保証も実現した。