先端技術で伝統的な瓦屋根を進化
日本の伝統的な屋根材である瓦は、和風住宅などを中心に根強い人気がある。ただ、瓦は重く、地震の際に建物に負荷をかける。大きな荷重がかかると割れる恐れもある。そうしたなか、先端技術によって生み出された新素材を採用し、瓦の持つ造形美を損なわずに、軽さ、強さを飛躍的に高めたのがケイミューの屋根材ROOGA(ルーガ)だ。
優れた特性を持つ新素材を採用
ROOGAは「ハイブリッド・ピフ」と呼ばれるケイミュー独自の新素材でつくられている。軽量で割れにくいうえ、造形しやすいという特徴を持つ素材だ。このため、ROOGAの重さは、一般的な陶器平板瓦の2分の1以下。躯体への負荷を大幅に低減し、地震対策としても大きな効果を発揮する。衝撃にも強く、強い衝撃を受けても素材自体がたわんで吸収するため割れにくい。万一割れても破片の飛び散りを抑える。
洋風にも和風にも調和するデザインで上質な屋根を演出
ROOGAはデザイン性にもこだわった商品。洋風にも、純和風にもマッチするデザインをラインナップしている。「雅」は屋根の横方向に重厚感のある波打つラインを、縦方向にはシャープな直線ラインを持たせ、屋根全体に柔らかでモダンな印象を与える。一方、「鉄平」は自然石の素材感や風合いを忠実に再現。屋根面に重厚感・高級感を演出する。また、表面にトップコートとして紫外線に強い無機系塗膜「グラッサコート」を施しており、劣化や色褪せがしにくく、美しい屋根の状態を長期にわたって保つ。