石膏ボードは、原紙は古新聞などの古紙からつくられ、石膏は火力発電所や金属工場で生成される副産物を利用できる点で、もとより製造時の環境負荷が小さい建材という認識が根強いが、廃石膏ボードの量は増加を続けており、その活用が求められる。
チヨダウーテが23年6月に発売した「チヨダサーキュラーせっこうボード」は、世界で初めて、建築現場(新築・解体)から回収した廃石膏ボードを100%原料にした石膏ボードの製造を実現した。ボード製造時に必要となるエネルギーは解体材などの木質系バイオマス燃料を活用、電力も再エネ由来電力とすることで製造時のカーボンニュートラルを達成。
24年5月には、以前より取得していた環境ラベルの「エコマーク」に加え、新たにSuMPO の「エコリーフ」を取得、価格改定を行い、発売当初の1325円/㎡から、標準ボードの価格差を2割程度にまで縮めた1100円/㎡で販売している。


