「プレセッターSU」は、コンパクトかつコストを抑えた1ピース型の金物工法。2ピース型に比べて、事前にプレートを差し込む手間がなく、ピン数も少なくてすむため金物の取付け作業時間を35%削減、小型化・軽量化したことで低価格も実現した。さらに金物の出幅が58mmとコンパクトで、スペーサー(養生材)が最小限で抑えられるため、輸送の効率化、ゴミの削減にも寄与する。また、金物を2種組合わせて540mm 以上の大きな梁にも対応可能で、中大規模木造でも既製品の金物で対応でき、コストを抑えた設計が可能となる。こうしたメリットが評価され、同社のロングセラー商品となっている。
「プレセッターSU 片持ち梁金物」は、プレセッターSUと併用し、片持ち梁を支える補助金物として開発した。シンプルな構造でL 字型バルコニーを実現でき、構造の制約を解消、1階に大きな窓を取り付けることができるプラスαの価値を創出する商品だ。