これまでの金属製横葺屋根にはないデザイン性を実現
施工性の良さなどから根強い人気を誇る金属屋根材。最近ではリフォーム市場でも強みを発揮しており、住宅用屋根材市場のなかで存在感を増してきている。さらにここにきて意匠性の向上を図った商品も増えており、デザイン性という点でも評価が高まっている。セキノ興産が販売する柾目FLeXは、日本の伝統的建築で目にする木屋根の意匠を表現した金属屋根材。独自の製造技術によって、これまでの横葺き屋根材には無かった意匠性を実現している。
凹凸加工で木屋根の意匠性を具現化
木屋根は木の板を瓦のように葺いていくもの。柾目FLeXでは、この木屋根のような意匠性を金属屋根に付与するために、一定間隔で凹凸加工を施した。屋根に施工すると凹凸部分が木の板を敷き詰めたような柾目の美しい屋根となる。和風の外観デザインだけでなく、洋風のデザインとも調和する。
三段構えで雨水の侵入を防止
屋根材で重要になる点が、屋根材同士のジョイント部分からの雨水の侵入を防止すること。柾目FLeXでは、屋根材が重なる部分に深いリブ(段差)を設け、雨水の侵入をブロック。2つのリブで雨水の侵入を防止し、それでも雨水が入ってきた場合は、素早く外部に排出する機構も備えている。