ミラーTVディスプレイの考え方を発展
一見するとただの鏡だが、電源スイッチを入れると、鏡面にテレビの映像が映し出されるという建材を見たことがあるだろうか。これは「ミラーTVディスプレイ」というもので、ホテルや美容室、一般家庭などに導入されている。主にガラスドア、パーティションの企画開発、設計・施工などを行うエイブルは、この「ミラーTVディスプレイ」の開発も行っている。そのなかで、この考え方を発展させた室内ドアを開発したいと考えた。
室内ドアが姿見と大型ディスプレイに変身
その室内ドアが「mirado(ミラド)」。室内ドアの表面に特殊ミラーを施し、映像出力用モニターを内蔵することにより、電源がOFFの時は姿見鏡として利用でき、電源をONにするとBluetoothを通じてスマホやタブレット、PCなどの画面をドア表面に映し出せる。大規模な設置工事は必要なく、既存のドア枠にとりつけるだけで施工が可能。リフォームなどでの導入もしやすい(本体システムの特許取得済み)。
ネットにつながるドアで、暮らしの可能性が広がる
miradoを導入すれば、暮らしの可能性が広がりそうだ。例えば、スマホに保存している写真画像をmiradoに映し出せば、室内ドアがデジタルフォトフレーム代わりになる。大きな画面で見ることにより、臨場感や迫力が増す。また、家族皆で一緒に見れるので、家族団らんにもつながる。ダブル画面での表示も可能であるため、例えば、ネットテレビの映像を映し出しながら隣で番組と関連したスマホ画面を映し出すこともできる。