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【朝日ウッドテック】オール国産材の無垢材挽き板フローリング「LiveNaturalプレミアム オール国産材」国産広葉樹の活用を拡大

「LiveNaturalプレミアム オール国産材」は、製品を構成する全ての材料に国産材を使用した無垢材挽き板フローリングだ。これまでも製品の一部に国産材を使用することはあったが、同製品では基材から化粧材まですべてに国産材を使用しており、これは同社初となる。

基材には、国産材ヒノキ合板と国産材単板を組み合わせたハイブリッド合板を使用している。また、表面化粧材には、国産広葉樹を中心にナラ、セン、クリ、ヤマザクラ、ヒノキといった5樹種の挽き板をラインアップ。広葉樹は小径木や曲がりが多く、建材に利用しにくいとされてきたが、1枚の床材を幅の異なる8枚のピースで構成することで、木材の太さや曲がりの有無に関わらず、化粧材として活用できるようにした。

北海道の広葉樹(ナラ)の調達の様子や、商品開発の背景、想いをまとめた「LiveNatural プレミアム オール国産材」の紹介動画をYouTube(https://youtu.be/PArDfGt_p5s?si=-Dw-OhMmCqyjN_Xk)で公開している
基材に国産ヒノキ合板と国産材単板を組み合わせた独自設計のハイブリッド合板を採用したことで床暖房にも対応可能な寸法安定性を実現

記者の目

2020年度の統計資料によると、広葉樹の生産量の約94%がパルプや燃料用チップとして消費されており、住宅資材や家具などの用材として利用された広葉樹の割合はわずか6%に過ぎない。広葉樹の多くが燃料チップとして燃やされてしまい、長年かけて固定していたCO₂を一気に大気に排出してしまっている。丁寧な選別が行われることがなくパルプ、チップになってしまうため、山側に十分な利益を還元することも難しくなる。原木生産者のモチベーションは低下し、市場への供給量はますます進まないという悪循環が生まれてしまう。朝日ウッドテックはこうした状況に一石を投じ、より付加価値を高めた形で、国産広葉樹を活用したフローリング「LiveNaturalプレミアム オール国産材」を開発。付加価値の高いものから低いものへ、それぞれの質に応じて順に利用するカスケード利用を促進する。日本各地に広葉樹豊かな里山が復活していく。そんな未来を期待させてくれる商品だ。

DATA

商品

LiveNaturalプレミアム オール国産材

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会社名

朝日ウッドテック株式会社

ホームページ

https://www.woodtec.co.jp/