ライフスタイルの変化や家族構成の変化に伴い間取りを変更したいと考えても、大掛かりな工事が必要になるといった理由で諦める家庭は多い。
こうした悩みを解消するためユナイトボードが開発したのが、間仕切りパネルシステム「ZIZAIKU/自在区」だ。
ZIZAIKU/自在区の最大の特徴は、住まい手自身で簡単に設置が可能なこと。磁性面を備えた天井に強力なマグネットと突っ張りアジャスターで簡単に固定できる仕組みとしており、例えば、10分程度で1部屋を3区画に分けることができる。
商品の素材には、自社開発の建材用強化ダンボールを採用しており、強度がありながらも軽量であるため、女性や高齢者でも容易に取り外しが可能だ。
記者の目
新型コロナウイルスの影響でテレワーク需要が高まっており、今後も定着する公算が高い。これに伴いニーズが高まっているのが、自宅でのテレワーク空間の確保だ。キッチンやリビングのテーブルなどで作業をする人も多いが、家族の会話などが気になり集中できないため、専用の在宅ワーク空間が欲しいという人が増えている。
だが、既存住宅でこうした空間をつくるためには間取りの変更を伴う大規模なリフォーム工事が必要だ。また、賃貸住宅ではリフォーム工事自体できないところも多い。
一方で、間仕切りパネルを活用すれば、こうした課題を解決できるだろう。さらに、ZIZAIKU/自在区なら、耐久性がありながら軽量で、施工も簡単であるため、住まい手が一人でも取り付けられる。
従来、ライフスタイルや家族構成の変化に伴う間取り変更の需要で人気を集めていたZIZAIKU/自在区であったが、既存住宅や賃貸住宅でも在宅ワークスペースを設置したいといったニーズも追い風になり、さらに注目度が高まりそうだ。
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