一般ユーザーに住宅の不満点を聞くと必ずと言っていいほど上位に上がってくるのが収納に関する問題だ。暮らしていくなかで収納に関する不満が溜まっていくケースが多いという。そこで、永大産業ではユーザーの困りごとを解消しつつ様々なニーズに応えるため、長らく提供していたビルトイン収納「フィルカーゴ」を刷新。後継商品として収納力・デザイン性・施工性を向上させたビルトイン収納「フィルフィット」を2018年6月に発売した。
フィルフィットでは、暮らしの変化にも対応できるよう豊富なオプションを用意した。時計やアクセサリー類などのコレクションアイテムを見せて収納する「ディスプレイ引き出し」などを、ライフスタイルに応じて自由にカスタマイズできる。デザイン性にも配慮し、カラーにはホワイトのほか木目柄3種類をラインナップした。また、施工現場における職人不足の問題を受け、天板などを出荷前に工場でプレカットして納品することでフィルカーゴと比べて現場での施工時間を約33%短縮することに成功している。