窓リフォーム市場に風穴
窓は住宅の中でも熱損失が大きい箇所である。それだけに、リフォームすることで手軽に断熱性能の向上が見込める。こうしたなか、LIXILではリフォーム適齢期の木造住宅の8割はアルミサッシ・単板ガラスの窓であると推計。そこで、なかなか進まない窓リフォームに風穴を空けようと、従来の窓リフォームの課題解決を図った窓リフォーム商品が「リフレム リプラス」だ。
従来のカバー工法の課題を克服
窓リフォームについては、ガラス交換や内窓の設置などの方法があるが、リフレム リプラスでは、性能の向上、施工性、使い勝手といった条件を総合的にクリアするカバー工法(既存の枠の上から新しい枠を取付ける工法)を採用。そのうえで、従来のカバー工法において、課題が残っていた施工性とデザイン性を強化した。
施工の負担を軽減、意匠性を向上
具体的には、現場調査、価格提示、工事といった各プロセスを簡素化し、作業効率を上げるためのさまざまな工夫を実施。リフォーム事業者への負担を軽減するようにした。また、室内見付寸法を小さくすることで、デザイン性能向上と採光面積の確保を実現している。