壁の仕上げ材はクロスが主流だが、意匠性の高い壁材をワンポイントで使用し、インテリア空間を演出するケースも増えている。そうしたなか、大建工業はドアや床材、造作材などをラインナップし、インテリア空間をトータルにコーディネートできる主力の内装建材シリーズ「ハピアシリーズ」に、デザイン壁材「ハピアウォール」を追加した。
アクセントとしてこだわりの壁を実現
ハピアウォールでは、従来のシート化粧デザイン壁材を再構築するとともに、新たに「ハピアウォールデザインタイプ」を開発。立体デザインを施した「デザインパネル」とフラットな「壁パネル」を組み合わせてアクセント壁として意匠性の高い空間を演出する。造作工事で施工する“ふかし壁”を簡単に施工できる専用部材も用意。壁の凹凸や照明と組み合わせた立体感のある演出を可能にした。
壁面プランニングソフトも開発
クロスに比べると壁材は見切や出隅といった部材の拾い出し作業に手間が掛かるため、施主に提案しにくいのが課題だった。そこで、ハピアウォールでは「壁材プランニングソフト」を開発。ウェブ上で壁の寸法や出隅・入隅の区別などの情報を入力するだけで、見積もりやプランニングイメージを確認できるようにした。施主向けのガイドカタログ「インテリア イメージブック」も作成し、好みの住空間をイメージしやすくしている。ハピアウォールの追加でトータルな空間提案を強化していく。