マグ・イゾベールは2024年4月、防湿層がついていない、いわゆる“裸”の高性能グラスウール断熱材「イゾベール・コンフォート」シリーズに、熱伝導率0.032(λ32)の高性能品、105mm厚で熱抵抗値3.3という最高水準の性能を持つ新商品を発売した。従来品と同じく植物由来の結合剤(グリーンバインダー)を使用した上で簡単にたわんだりしない“コシ”の強さも実現。施工がしやすい自立性と石油由来材料に依存しない環境性を両立した。
同社が独自に推奨する、年中快適な室温に保てる全館冷暖房のある住宅に最適な断熱性能「等級6“+”」を始めとする高断熱住宅におすすめの商品だ。
等級7の実現にはコスト、技術的な難易度などさまざまなハードルがある。一方、等級6までであれば5~7地域で高性能グラスウールの充填断熱だけでも工夫次第で対応が可能。そこから等級7の間にワンクッションを置くというのが「等級6 “+”」の一つの考え方だ。

