
新築住宅における省エネ性向上が急ピッチで進められており、2025年度にはいよいよ省エネ基準の適合義務が始まる。次の大きな課題は既存住宅の断熱性向上だが、なかなか進んでいないのが実情だ。その背景には、既存住宅が個人の資産であることから新築のような規制強化が馴染まないということもあるが、コストや手間の問題が大きい。しっかりとした断熱改修を行うにはいったん壁を壊す必要があり、仮住まいも必要となるなどそのハードルは高い。
「ソトダンプラス」は木造住宅向けの上張り断熱リフォーム工法で、短工期・低コストであることが大きな特長だ。
同社の高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」を外壁の上から張る工法のため、既存の外壁を壊すことなく、住んだまま改修を行うことができる。壁を解体・撤去して行うスケルトンリフォームに比べ施工の規模・費用を抑えることができ、生活空間に影響しないことから一時的に引越す必要もない。