
「新・つくば耐力壁」は、タナカが開発した2段筋かいの狭小耐力壁。狭小壁でも高耐力を確保できるのが大きな特長で、都心の狭小地に多い900mmモジュールに対応しやすい450mm、455mm、500mmの3サイズをラインアップ。最初に発売した〈K型〉は455mm幅で相当壁倍率5.0倍(1mあたり)の耐力を確保した。建築基準法で定める許容応力度計算による構造計算を行うことにより採用が可能。設計の自由度を高めることができる。
また、専用の柱脚金物や柱材・梁材への加工が不要で、筋かいを取り付けるような感覚で施工することができる。
2024年には、かねてより要望の多かった、より高耐力で、狭小壁に対応した筋かい耐力壁が欲しいというユーザーの声に応え、「新・つくば耐力壁〈X型〉」を追加した。筋かいのみで相当壁倍率6.3倍~7.0倍(1mあたり)の耐力を確保することができる。構造用面材を張ることが難しい室内壁への使用に最適だ。