日本冷凍空調工業会の調査によると家庭用のルームエアコンは国内で年間約800万台が出荷されている。高い性能を確保した製品がメーカー各社から提供される一方で、空間づくりにこだわりをもつユーザーへ向け空間への調和やアクセントとなるデザイン性の高いエアコンも増加傾向にある。
その先駆け的存在として、三菱電機は2016年から「霧ヶ峰 Style FL シリーズ」を提供している。これは高い性能を確保しつつも家具のようなたたずまいのデザインを実現したルームエアコンだ。形状は格納式フラップ構造を採用することで、シンプルでスタイリッシュなスクエア型を実現。パネルにはアクリル樹脂の裏側にヘアライン加工を施し、ボルドーレッドをはじめ上質な空間づくりに寄与する特長的な3色をラインナップした。
快適性、省エネ性も備える
ルームエアコン 霧ヶ峰の特長である身体の温度を測定しピンポイントであたためる高精度赤外線センサー「ムーブアイ極」を搭載している。運転時のみせり出し、停止時には本体のボディーの中に格納されるため、デザイン性を損なうことなく空調ができるうえ、「匠フラップ」が風の強さと角度を絶妙に操ることで自然にゆらぐ立体的な風を感じられる。さらに、体感温度にあわせて冷房と爽風を自動で切り替えるハイブリッド運転(「節電」設定時)で無駄な運転を削減し消費電力を抑える。