
住宅価格高騰、地価上昇などを背景に、特に都市部において住宅取得が難しくなるなか、狭小地をより有効に活用したいというニーズがさらに高まっている。こうした家づくりにおいては、耐震性の確保とプランの自由度という相反する要求を同時に満たすことが求められる。こうした時に力を発揮するのが狭小耐力壁だ。
タツミは、鋼材が持つ強度や靭性を木造に生かし、その合理化を提案する工法「TN-WOLSH(ティーエヌ・ウォルシュ)」シリーズを展開しているが、同シリーズに新たに加えた狭小壁が「TN-WOLSH Burring Wall(バーリング・ウォール)」だ。円筒状突起(バーリング孔)をあけた1㎜の鋼板を面材に使用し、壁長さ455mmで壁倍率6倍相当を実現する。オープン工法で誰でも使うことができることが大きなポイントで、住宅・非住
宅問わず使うことができる。現在、評定を取得中で、2025年3月の発売予定だ。