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【日本ノボパン工業】バランスよく様々な性能を備えた構造用PB施工者から高い支持、高耐震化、長寿命化にも寄与「novopanSTPⅡ」

日本ノボパン工業は、主力商品として9mm厚の構造用パーティクルボード(PB)「novopanSTPⅡ」(以下、STPⅡ)を製造・販売する。2004年から国土交通大臣認定を取得し販売を開始。2007年にSTPⅡへとバージョンアップを図った。床勝ちや高倍率の認定も取得するなど、より使いやすい形へと進化している。発売当初から順調に伸びており、住宅1棟あたり70枚使用すると換算して、2023年3月までの累計採用棟数は約90万棟超に上る。

現在、月産1万3000㎥を生産、供給しており、品質、価格の安定性も含めて信頼獲得につながっている。

2018年3月に、耐力壁の改正告示が施行され、木造軸組工法、枠組壁工法、それぞれにおいて高倍率の耐力壁に厚さ9mmの構造用PBなどが使えるようになった。高倍率の仕様が設定され、より使いやすい環境整備が進んでいる。

供給、品質、価格の安定性から住宅の耐力壁として支持を集めている
特に現場の施工者から高い支持を得ている

記者の目

様々な耐力面材の中でも、近年、PBが存在感を高めており、PB 最大手の日本ノボパン工業の主力商品であるSTPⅡも順調に販売を伸ばしている。バランスよく様々な性能を備え、価格安定性も支持されている。徹底的に合理性を追求する大手の戸建分譲事業者から採用されるケースも増えている。一方で、ウッドショック下で値段が急騰したOSBや合板からの代替需要としてPBが注目され、フル生産を長らく続けてきたが、供給能力が追いつかないという問題が露呈した。住宅の重量化への対応、4号建築の特例の縮小といった今後の動向を見据えると、生産力の増強が喫緊の課題となっている。この課題の解決に期待がかかるのが、日本ノボパン工業と永大産業が合同出資により設立した合弁会社「ENボード」だ。ENボードの静岡工場をいち早くフル生産体制(月産1万5000㎥)に移しPBの供給不足の解消を図っていく考えだ。

DATA

商品

novopanSTPⅡ

価格

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会社名

日本ノボパン工業

ホームページ

https://www.novopan.co.jp/