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【タナカ】構面サイズに応じた床・屋根倍率を確保第三者評価を取得した業界初製品「勾配用オメガメタルブレース」

「勾配用オメガメタルブレース」は、横架材間隔0.9m~3.0m(芯- 芯寸法)に対応し、構面サイズに応じた水平構面の床倍率および勾配屋根の屋根倍率(勾配によって屋根倍率は異なる)を確保できる鋼製ブレースだ。

国土交通大臣指定の確認検査・性能評価機関であるハウスプラス確認検査の評価を取得している。第三者評価を取得した勾配用ブレースは業界初となる。

顧客から「勾配屋根にもブレースを使いたい」という声が寄せられたことで開発に至った。

母屋下がりなど強度が足りない箇所への使用で屋根剛性を確保でき、構造用合板で剛性を確保するよりも総重量が軽いため屋根の軽量化にもつながる。

ビスどめで既存の軸組に後から取り付けできるため、リフォームにも最適。構造用合板を併用する場合は、それぞれの倍率を加算することができる。

スギ製材(国産材利用)にも対応しているため、樹種を選ばず使用ができる。

狭小耐力壁「新・つくば耐力壁」と「勾配用オメガメタルブレース」の組み合わせ事例
既存の軸組に後から取り付けることも可能

記者の目

「勾配用オメガメタルブレース」のような部材は、強度が足りない場合の剛性確保だけでなく、その使用により設計の自由度を高めることも可能だ。例として、タナカは幅455mmで1m当たりの相当壁倍率5倍を実現できる狭小耐力壁「新・つくば耐力壁」を使用し、通常の半分の幅で従来壁と同等の壁量を確保したうえで「勾配用オメガメタルブレース」を採用し屋根剛性の確保と屋根の軽量化を図るセット提案を進めている。この組み合わせにより、狭小3階建て住宅で大開口とそれに必要な屋根倍率を確保することができ、従来よりも設計の自由度が増す。間もなく4号特例縮小で構造計算が求められていく。壁・屋根剛性を高める建材の重要性がますます高まりそうだ。

DATA

商品

勾配用オメガメタルブレース

価格

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会社名

株式会社タナカ

ホームページ

https://www.tanakanet.co.jp