北海道をはじめとした寒冷地において、同社の高性能グラスウール断熱材「太陽SUN」のシェアは、北海道で6割、北東北で5割弱に達するという。
こうした寒冷地での実績も生かしながら、さらなる高性能化を図ったグラスウール断熱材が「太陽SUNR」だ。グラスウールの繊維をさらに細くする製造技術の開発に成功、熱伝導率0.035W/(m・K)という住宅用グラスウール断熱材としてはトップクラスとなる断熱性能を実現した。さらに上位製品である「太陽SUNR」のSRG(熱伝導率0.032W/(m・K))も市場投入し、寒冷地だけでなく温暖地での高断熱化の需要に応えている。
同社では、関東以西で別張りシートによる「防湿気密」に関する提案も強化している。新たに可変調湿気密シート「太陽SUNR 調湿すかっとシート プレミアム」の販売もスタートさせている。いわゆる「夏型結露」を防止するもので、住宅の長寿命化などにも貢献する。