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【イケダコーポレーション】寒さと暑さに対応できる木質繊維断熱材「シュタイコ欧州では「未来の断熱材」との評価も

STEICO(シュタイコ)は、ドイツに本社を置く、ヨーロッパ最大の木繊維断熱材メーカー。イケダコーポレーションは、STEICO が製造・販売する木繊維断熱材「シュタイコ」の日本代理店として4年前から充填断熱用の「シュタイコ フレックス038」、外断熱や屋根下地用の「シュタイコ デュオドライ」を輸入販売してきた。2021年4月から吹込断熱材「シュタイコゼル」も加え、本格販売を開始した。

熱容量は2100[J/(kg・K)]と、グラスウール断熱材と比べて約3倍の性能を発揮する。これにより熱をダムのようにため込み、緩衝材として働くことで、家の中の温度上昇を抑制し夏のオーバーヒートを防ぎ、快適な室内環境を創出する。

非常に高い熱容量と低い熱伝導率で、日本の灼熱の真夏でも快適な暮らしを実現する。

充填断熱用の「シュタイコ フレックス038」。環境性能に優れた断熱材として注目を集める
吹込断熱材「シュタイコ ゼル」。全国で施工店ネットワークの整備を進めている
日本においても、環境面での貢献を意識する建築業者、建築家からシュタイコの採用が増えている

記者の目

近年、木繊維断熱材は、炭素貯蔵効果が期待でき、環境性能に優れた断熱材として注目を集めている。シュタイコは、生産時に排出するCO₂の約2倍の量を貯留でき、カーボンマイナス効果を発揮する。また、非常に高い熱容量により、家の中の温度変化を抑制。冬だけでなく、夏も快適な住空間の創出に寄与する。こうした強みが支持され、ヨーロッパでの断熱材のシェア10%は木繊維断熱材に切り替わり、多くの木造建築家たちが「未来の断熱材」と呼ぶ。2021年11月にスコットランドで開催されたCOP26サミットにおいて、メイン会場近くに、“Beyond ZERO Homes= 脱炭素の先へ”をキーワードに建設された「COP26House」の天井・壁・床部にはシュタイコが使用された。日本においても環境面での貢献を意識する建築業者、建築家からの採用が増えており、こうした動きはさらに加速していきそうだ。

DATA

商品

シュタイコ

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株式会社イケダコーポレーション

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https://iskcorp.com/