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【旭ファイバーグラス】住宅の高断熱化を次のステージへ断熱改修の可能性も広げる建築用真空断熱材「建築用真空断熱材」

冷蔵庫や自動販売機、クーラーボックスなど産業用途において広く使われている真空断熱材。旭ファイバーグラスは、建築用の真空断熱材のJIS 規格の認証を国内で初めて取得、いち早く本格販売を開始した。熱伝導率は、初期性能、長期性能いずれも0.004W/(m・K)と、住宅用グラスウール断熱材で国内最高クラスの性能を持つ同社のアクリアα36K の8分の1程度。熱抵抗値(R 値)は16mm厚で4.0㎡・K/W 程度。

初期の高い断熱性能を長期にわたり保持できるという特長も備えている。JISで規定する「23℃、相対湿度50%、25年継続使用」という条件で、初期性能は長期にわたりほとんど低下しないことが確認されている。

薄い厚みでより優れた断熱性能を実現できるため、新築時だけでなく、既存住宅の断熱改修でも活用が期待されている。住宅の高断熱化を次のステージへと導くポテンシャルを秘めた断熱材である。

建築用真空断熱材の断面図
壁を壊さなくても十分な断熱性能を確保する断熱改修が可能に

記者の目

2025年度以降新築される住宅・非住宅建築物の省エネ基準適合義務化が決定した。また、住宅性能表示制度の断熱等性能等級6、7が新設され、住宅の高断熱化に向けた動きはさらに加速しつつある。より高いレベルの断熱性能を実現するうえで、クリアすべき課題が壁厚の問題である。高断熱化に伴い壁厚が増していき、居住スペースが犠牲になる懸念があるのだ。付加断熱などを採用する場合、さらにこうした問題が顕在化する心配がある。高断熱化をめぐるもうひとつの問題が、既存住宅の断熱改修だ。まだ決定的な解決策を見いだせない状態である。真空断熱材は、この2つの問題を解決する可能性を秘めており、日本の住宅のさらなる高性能化を促すポテンシャルを秘めている。

DATA

商品

建築用真空断熱材

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会社名

旭ファイバーグラス株式会社

ホームページ

https://www.afgc.co.jp/