国が普及を推進するネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)や、住宅・建材生産者団体等が推奨するZEHを上回る外皮断熱性能であるHEAT20に対応する動きが広がりつつある。そんな、高性能な外皮性能を確保するためカネカが提案しているのが「カネライトフォームFX」だ。
輻射伝熱抑制技術に加え高断熱性の発泡剤を高濃度に分散し、熱伝導率(λ)0.022W/(m・K)の優れた断熱性能を発揮する。
従来品を凌駕するλ0.022W/(m・K)を発揮
0.022W/(m・K)の性能は、従来の「カネライトフォーム スーパーE-Ⅲ」と比べ約20%、「カネライトフォーム スーパーEX」と比較しても約10%断熱性能が向上している。従来品の持つ優れた圧縮特性や安全性・環境性などはそのままに、断熱性能を高めた。従来品と比べて断熱材の厚みを薄くできるため、壁での使用や断熱改修にも採用しやすい。
総合力を活かしZEH・HEAT20の実現をサポート
同社では壁などにカネライトフォームFX、屋根や床などにはカネライトフォーム スーパーE-Ⅲを使用するなど、使用部位や構造に合わせて断熱材を使い分ける提案も進めている。瓦一体型太陽電池や蓄電池、有機EL照明も製造、オリジナルの外断熱・二重通気工法「ソーラーサーキットの家」も含め、総合的なZEHソリューションの提供が可能だ。カネライトフォームFXを核にビルダーのZEH・HEAT20実現をサポートする。