スウェーデンスタイルを日本風にアレンジ
冬の厳しい寒さを凌ぐために進化したスウェーデンの住宅。優れた断熱性能を備えているだけでなく、「長く大切に使っていく」という思想も具現化している。こうしたスウェーデンの住まいづくりの思想を日本風にアレンジした木製玄関ドアが、ヴェステックのVESDOOR(ヴェスドア)シリーズだ。
チーク材の突板で上質感と重厚感を演出
ヴェスドアシリーズはドア厚64mm。あえて無垢材ではなく、突板と断熱材を組み合わせることによって、優れた気密性・断熱性・遮音性と軽快な操作性を発揮している。
ドア表面の突板は、1.3〜1.5mmのチークの突板で仕上げている。世界的にチーク材の希少性が高まっており、海外で製造された木製玄関ドアでも名刺程度の厚さの薄い突板で仕上げたものが目立ってきている。ヴェステックでは、スウェーデンを経由する独自ルートで肉厚の突板を調達。突板が厚いことで、チークならではの上質感と耐久性を兼ね備える。
サイズや構造、鍵などを日本仕様に変更
ヴェスドアシリーズは、スウェーデンの伝統的な構造を基本としているが、日本の生活環境に合わせて内部に補強を施したり、顧客のニーズに応え、デザインや金物をアレンジしたりして提供している。
例えば、ドアの高さについては、玄関とフロアがフラットなスウェーデンでは2100mmが一般的だが、靴を脱ぐなどのために段差のある日本ではハイドアが好まれる傾向にあるため、2300mmと2500mmを標準仕様としている。親親ドアも1700mmまで対応可能。