手軽に既存住宅の省エネ性能を向上
新築住宅の省エネ性能が向上する一方で、大きな課題となっているのが既存住宅の省エネ性能をどうやって高めていくのか─。一般的に省エネ性能を向上するために断熱リフォームを行うには多くの手間とコストがかかってしまう。こうしたなか、旭化成建材では、簡単施工で既存住宅の断熱性能を高めることができる「ネオマ断熱ボード」を提案している。
壁を壊さず内側から貼るだけ
ネオマ断熱ボードは、高性能フェノールフォーム断熱材ネオマフォームと厚さ9.5mmの石膏ボードを一体化したパネル。このパネルを既存の壁や天井の内側(室内側)から取り付けるだけで断熱リフォームを行うことができる。壁に施工する場合、既存の壁の上から接着剤とビスで取り付けるだけで施工が完了。ネオマフォームは、熱伝導率0.020W/(m・K)という世界最高水準の断熱性能を持つ。そのため、薄い断熱材でも優れた断熱性能を発揮する。
火に強いネオマフォームと石膏ボードを使用
ネオマフォームは熱に強いフェノール樹脂製であり、火が当たっても炭化し、燃焼時の発生ガスも少ない。また、石膏ボードも優れた耐火性能を持っており、ネオマ断熱ボードは準不燃材料の認定を取得している。