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【YKK AP】耐震フレーム+高断熱窓の新発想耐震と断熱の同時リフォームを実現「FRAMEⅡ」

「FRAMEⅡ」は耐震性と断熱性という2つの性能を向上させる既存木造戸建住宅向けのリフォーム商品だ。木質耐震フレームと高断熱窓を組み合わせるというYKK APならではの発想で、既存住宅の価値向上を提案する。

ストック活用が社会的に大きなテーマとなっているが、大きな課題がその性能だ。たとえ構造に問題がないとしても、耐震性が現在の基準に適合していなければ安全性に大きな不安があり、断熱性が低ければ現代の暮らしにあわず活用も進まない。

FRAMEⅡは木質耐震フレーム「J- 耐震開口フレーム」を用いる。これは筋交い・合板よりも高い靭性を持っており粘りに強いという特徴を持つ。開口部の耐力壁量を増やし、耐力壁配置のアンバランスを解消することで耐震性を改善する。

この耐震フレームに高性能樹脂窓「APW 330」などを組み合わせることで、採光や通風といった窓の機能はそのままに断熱性を高めることができる。

開口部の大きさで「門型」(上)か「BOX型」(下)を選択できる
窓を犠牲にすることなく耐震性を高める

記者の目

買取再販が新たなマーケットとして拡大しつつあり、空き家の活用が強く進められようとしている。国土交通省によると人が居住する住宅ストック約5210万戸のうち耐震性が足りない戸建住宅等は約900万戸、バリアフリー・省エネの性能を満たさない戸建住宅等は2670万戸存在するという。性能を向上させる改修は躯体に手を入れる必要があり、手間やコストの面など多くの課題がある。ただ、「FRAMEⅡ」のように性能向上を目的としたリフォーム向け商品や工法が開発、発売され、住宅事業者の取り組みも広がりつつある。新築からストックへと住宅市場が大きく変わりつつあるなか、性能向上リフォームをさらに強く推し進めていく必要がある。

DATA

商品

FRAMEⅡ

価格

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会社名

YKK AP株式会社

ホームページ

https://www.ykkap.co.jp/